9月
25
2013
こんにちは。
お彼岸も過ぎて秋の気配が色濃くなってきました。
日中はまだ暑いですが、外出も少しずつ苦ではなくなってきている今日この頃。
西春駅前の彫刻に引き続き、機会があれば足を延ばしていただきたい北名古屋市の見どころをご紹介したいと思います。
まず最初は北名古屋市文化勤労会館です。
法成寺地区にあり名鉄犬山線徳重・名古屋芸大駅から徒歩20分強。少し遠いかもしれませんがこの近辺にも色々な彫刻がありますので、それらを見がてらのんびりと歩いていただくのも良いかもしれません。

側面から見たところ。
ここで是非見ていただきたいのが
からくり人形です。
優雅で素敵な作品なので一見の価値あり!ですよ。
文化勤労会館のエントランスホールに足を踏み入れると正面の壁に時計、それを囲むようなケヤキの装飾と7つの箱を目にすることができます。
ケヤキの装飾は雅楽の楽器「笙」をイメージしているのだそうです。
そして箱(逗子)の中には天女と6人の童子が入っていて、1日2回(正午と午後3時半)に雅な音楽と共に宙を舞う仕掛けです(「舞う」は少々言い過ぎで本当は「移動する」という感じです)。
ALLコンピューター制御というなかなかの代物なのです。
作品名は『天空の春』。
中央の大きな厨子から登場する天女は「光明」と名前がついており、その両側には琵琶や笛などの楽器を持った可愛い童子が従っています(この子たちにもそれぞれ名前が付いています)。

これだけでも”何かが起こりそう”ってワクワクしますよね!

順番に厨子の扉が開き全員が顔見世したら、いよいよです。
写真が沢山ありますので、今日のところは雰囲気を見ていただくだけにして、後は「次号、乞うご期待!」ということで。
(なんかハードルを高くしちゃったような・・・)よろしくお願いします!
9月
21
2013
中秋の名月も過ぎ、朝晩はすっかり涼しくなって秋めいてきました。
西春商店街YOU・遊・ロードにも赤とんぼが飛んでいます。
先週の連休は台風で大変でしたが、このお彼岸は良いお天気に恵まれそうでよかったです。
さて、当クリニックの玄関前ではまだハイビスカスがきれいに花を咲かせています。
先日、もう終わりかな、と書いたのですが、その後、また立派な花を付けたので写真をUPしたいと思います。
あと、サンセベリアの花はもう終わってしまいました。
次は・・・とはっきり言えないのが残念です。
来年かもしれないし、5年後かもしれないし、もうないかもしれません。
またこのブログでご報告できればいいなーと思っています。

立派な花が咲きました。

太陽の日差しをいっぱいに浴びています。
9月
14
2013
こんにちは。
今日ご紹介するのは、サンセベリアの花・第2弾です。
今週半ばくらいまで毎晩のように目を楽しませてくれていましたが、もうそろそろ終わりのようです。
今朝は萎れた花がぽろぽろと散らばっていました。
先週末の一番きれいな時の写真です。
少しでも皆さんの癒しになれば、と思います。

二本ともきれいな花を咲かせています。

接写しました。

次は何年後でしょうか。そもそも二度目はあるのでしょうか?
9月
11
2013
前回の宮崎駿監督の話から思い出したのですが、少し前に「天空の村」と言われる静岡県葵区大間の集落に行ってきたのでご紹介したいと思います。
標高800mの山間の小さな集落(全部で7世帯)で、「縁側お茶カフェ」という村(集落?)起こしのプロジェクトを行っています(「るるぶ」だったか「まっぷる」だったかにも紹介されています)。
“毎月2回、集落の7戸全てが縁側を解放し、緑茶と手作りのお茶うけでお客さんをもてなす”という楽しそうな、なんだかほっこりできそうな企画なのですが、私が行ったのは金曜日だったので残念ながら開催していませんでした。
縁側だけではなく、ツリーハウスでお菓子(手づくりマドレーヌとか)とコーヒーをいただくことができるようです。

ツリーハウスからの景色

大きいツリーハウスの隣の小さいツリーハウス
そして帰り道で見つけたレストラン兼ロッジ(天空の村から少し山を下ったところにありました)で、いただいた天ぷらそばが絶品でした!
蕎麦は手打ちで(近所に退職後趣味が高じて蕎麦を打っている人がいるらしいです)、てんぷらは摘みたての山菜が直径30cm強の大きなお皿にこんもりと盛られて一人前900円。ただ天ぷらはひとりでは食べきれない量なのでふたりで分け合うのが普通なんだそうです。

摘みたての山菜と穫れたての野菜のてんぷらはサクサクの衣で美味しかったです
名古屋に近いところでは他にも「天空の里」と呼ばれる長野県飯田市上村下栗地区があります。こちらも絶景らしいです。
これからの季節は紅葉狩りなども楽しみながら、いつもと違う時の流れの中でのんびりとするのもよいのではないでしょうか。
9月
09
2013
皆さんこんにちは。
今一番の話題と言えば、東京オリンピック開催決定ですね!
レスリングも無事競技に加えられることになりましたし、7年後が楽しみです。
国立競技場が格好良く生まれ変わったり、様々な施設が整備されて東京もまだまだ変わっていきますね。
さて、最近の話題と言えばもうひとつ、大きなニュースがありました。
宮崎駿監督の引退です。
表舞台からの引退で、これからも色々と見えないところでご活躍をされるのでしょうが、残念です。
現在72歳で「風立ちぬ」が公開中。次回作を製作するならば完成は7~8年後になり、それはきっと無理だろうからこの辺で引退をするとのことでした。
確かに80歳近くなりますから、この決断は自らを客観的に見ることができているからこそなのでしょう。
私は最近の作品はあまり観ていなくて「ハウルの動く城」までくらいなのですが、宮崎駿監督作品は一番最初の「ルパン三世カリオストロの城」からずっと劇場に足を運んでいました。ルパンの服の色がTV版と違っていたり、監督の作画そのままでちょっと可愛い感じのルパンになっていたりしていて、初めは違和感があったのですが、そのストーリーには思い切り魅了されたことを覚えています。
そしてちょうどその頃、TV版のルパン三世の第2シリーズでも宮崎駿監督の製作した回があるのですがこれも名作です。
145話「死の翼アルバトロス」と155話(最終回)「さらば愛しきルパンよ」で、明らかにそれまでのTVシリーズとは絵が違いますのですぐわかると思います。そしてこの145話のヒロインがナウシカのような可愛いけれど芯の強い女の子だったり、後にナウシカやラピュタに出てくる巨神兵や「ラムダ」を彷彿とさせるロボット兵が登場したりして宮崎駿ワールド満載の回なのです。
興味がある方は是非、ご覧になってください。
もうずいぶん昔のことになりますが、東京武蔵野にある「三鷹の森ジブリ美術館」に行った時の写真です。

入口ではトトロが受け付けてくれます(本当の入口は別)

プランターのオブジェ「ハウルの動く城」

屋上のロボット兵(肩に生える草まで精巧です)

背中に哀愁が・・・周りのススキなどがラピュタの忘れられた楽園といった風情です

外観
他にもショップやカフェ、ミニフィルムシアターなどが楽しめます。
チケットが日時指定の予約制なので少々面倒・・・ですが、きっと今回の引退を受けて更に賑わうのでしょうね。
9月
04
2013
皆さんこんにちは。
先日ブログにて「蕾をつけました」とご紹介した当クリニック待合いのサンセベリアが開花しましたのでご報告します!
2本ある茎のうち1本に最初の花が咲いたのが9月2日の月曜日。
夕方の5時頃に花開いたのではないかと思われます。
一気に全部咲くのかと思いきや、この日は下から3段目(?)くらいまででした。
良く見てみると下の方が蕾が大きいので順番に咲くのでしょう。
翌朝にはへにゃんとなっていましたので、やはり夜の間が見ごろのようです。
写真は昨日9月3日夜のものです。
前日よりもたくさん咲きました。

可愛らしい花がたくさん咲きました
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葉の間から茎が伸びています
花のひとつひとつは華やかですが、小さいのでとても可愛らしく見えます。
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接写してみました。

嬉しくてたくさん撮っちゃいました

まだまだ蕾もたくさんあります
茎と蕾の間に透明な雫がついているのがおわかりでしょうか。
これは蜜です。
美味しそうに滴っているので、こっそり味見をしてみたら、ほんのり甘い・・・ような気がしました。
蕾はまだたくさんついていますし、2本目の茎も伸びていますので暫く楽しめそうです。
火・水・木曜日は当クリニックも夜7時まで診療していますので、この花のきれいな瞬間が堪能できますよ。
9月
02
2013
こんにちは。
先日このブログでサンセベリアの花のことをお話しました。
花はまだ咲いていません。
蕾は少しずつ膨らんできていますので、もう少しだと思いますが、それまでに折れたり枯れたりしないかとドキドキしながら観察する毎日です。
さて、その時に「当クリニック入口横にハイビスカスもありますよ」とお伝えしましたが、今日、この雨の中できれいに咲いていたので写真を載せたいと思います。


当クリニックはピンクのロゴと花のマークが目印ですv
まだ蕾が出てきているのでもうしばらく楽しむことができそうです。
せっかくなので、またちょっとハイビスカスについてggってみました。
『日本にはまず琉球(りゅうきゅう)に伝わり、1614年(慶長19)薩摩(さつま)藩主島津家久が徳川家康に献上した。』とのこと。
ハワイの州花、マレーシアの国花、沖縄市の市花に指定されているとおり南国の象徴のような花ですが、歴史は意外と古いのですね。
8月
31
2013
皆さんこんにちは。
相変わらず不安定な天気が続いていますね。
台風15号は九州の西の海上で温帯低気圧に変わったそうですが、まだまだ安心はできません。
夕方にかけて大雨となるところがありそうとのことで、東海地方でも80mm~100mmの降雨予想が出ていますので、外出など気を付けてください。
さて、今日は駅前アート第7弾をお届けします。
数回に渡ってご紹介してきましたが、駅前アートについては今回で終わりになります。
タイトルは『現在と過去の交点』。櫻井壽人氏の作品です。

全体像:上部の縦長の隙間に階段があります。以前は下部の穴の中にツタが見えました。

全体像2
この作品には「鉱物と植物、動かないものと動くもの、耐久性のあるものとはかないもの」などの対比の意味が込められているとのことで、それは例えば「鉱物と植物」は白の花崗岩と彫刻の下の方に絡みついているツタ(アイビー)のことだと北名古屋市のHPに書いてありました。
ただ残念ながら今はツタは外からは見えません。
中の方に隠れてしまっているのか、もしかしたら枯れてしまったのかもしれません。
そういう意味では花崗岩とツタは、耐久性があるものとはかないものの対比と言えなくもないかな、と思います。
命のないものとあるもの、といったところでしょうか。
しかし”植物”に注目した場合は「儚い」というのは少々違うようにも思います。
例えば、屋久島の縄文杉は樹齢3000年とも4000年とも言われていますから、植物によっては環境さえ整っていれば人間よりはるかに長い生きし続けるものも少なくありません。

下部の丸い穴の中:左下の影がもしかしたらツタかも?
上部の切り込みの中には階段がありますが、これは「北極星に続いていく階段」とのことです。
「動かないものと動くもの」のうち北極星は動かないものの象徴です。
地球上からは動かず見えるこの星を、昔の人は旅や航海などの目印にしていたといいます。
しかし、本当は何千年毎に別の星に移り変わっているそうで、紀元前11500年前には「こと座のベガ」(おり姫星として有名です)だったそうです。氷河期が終わった辺りでしょうか。
現在の北極星は「こぐま座のポラリス」とされていますが、これが天の北極にもっとも近づくのは4100年頃、あと2000年強もかかるとのこと。
かなり遠く(約323光年)にあるために動いていないように見えるのですが、なんとも気の長い話です。
夜に彫刻の階段を辿って北極星を覗いてみるのもよいでしょうが、天気の良い昼間にこの隙間の階段が青い空へと続く様子を眺めるのもお勧めです。不思議な気分になれるのではないでしょうか。
また、彫刻ガイドブック「しむしむ」には『夜になると花崗岩に含まれている石の結晶が街灯に反射して綺麗だ』と書いてありました。
色々な楽しみ方をしてみてください。

青空に続く階段

上部切り込みの階段

夜になるとこの先に北極星が・・・
西春駅前にはまだ他にも数点の作品があります。
是非一度歩いて眺めてみてくださいね。
8月
29
2013
こんにちは。
前回「処暑なのに涼しくない」とブログに載せた途端に気温が下がりましたね。
朝晩過ごしやすいのはありがたいことなので良いのですけれども・・・。
さて、今日はちょっと珍しいものの話題をお届けします。
当クリニックの待合いには色々な植物が置いてあります。
パキラやゴムの木などの大きいものからサボテン、胡蝶蘭、アジアンタムなどの可愛らしい鉢まで。ガジュマルもありますし、名前のわからないものもあったりします。
植物好きな看護師さんが色々と気遣ってくれているのです。
入口の外にも寄せ植えの大きな植木鉢があり季節ごとに花も変えています。
今は松葉ボタンやハイビスカスが植わっていてちょっとした南国気分・・・とまではいかないですが綺麗です。ハイビスカスは次から次へと蕾を付けて花を咲かせているので随分と長く目を楽しませてくれている分、最近は花の色が少々薄くなってきてしまいました。最初の頃はもっと鮮やかなピンク交じりの紅い色をしていたので、少し残念です。
こういう光景をみると、やっぱり夏も終わりなのかなぁ、と思いますね。
さて。
このようなたくさんの植物の中に「サンセベリア」という観葉植物の鉢が3個ほどあります。
今回、その中のひとつに花の蕾らしきものが伸びてきた!のでご紹介しましょう。

サンセベリア全体

珍しい花(今は蕾です)
サンセベリアはマイナスイオンを放出するといって一躍人気になりました(実際は出さないそうなのですが・・・)。
名前は18世紀のイタリアのSanseviero(サンセビエロ)の王子(Reimond de Sangro)を記念してつけられたのだそうです。アフリカ原産なのに、イタリアって?何故なんでしょう?
葉が虎のしっぽに似ていることから別名「虎の尾」とも呼ばれています。
そしてこのサンセベリア、花を咲かせるのは珍しいことなのだそうです。
どのような条件で花をつけるのかについては、例えば“根がいっぱいになって窮屈な環境になった時に種の存続のため”とか“7~8年経って株が成熟すると花をつける”とか諸説あるのですが本当はよくわかっていないらしいです。
因みに我が家にも10年位経ったサンセベリアがありますが、花が咲いたことはありません。ウチのは水しかやっていませんので比較対象にもならないのかもしれませんが。
花は夜に咲き、結構な芳香を放つ、とインターネット情報にありましたのでとても楽しみです。咲いたらまたこちらでご紹介させていただきたいと思っています。
余談ですが、花言葉は「永久」とか「不滅」とのこと。
ナガシマ巨人軍みたいですね!
8月
24
2013
残暑お見舞い申し上げます。
節分を基準に1年を24等分して15日ごとに分けた「二十四節気」によると、8月23日から15日間を「処暑」と呼ぶとのこと。
昨日のニュースなど天気予報のコーナーではだいたいこの話題をしていました。
「処暑」の前、8月7日頃から22日までは「立秋」と言われ、いよいよ「秋」を意識する時期。暑さはこの辺りが最高潮となり、この日を境に「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わります。
まだまだ暑い毎日が続きますが、空を見上げると夏の入道雲ではなく、秋の“巻雲”が見え始め、「空が高くなってきた」と感じる頃だそうですが・・・。
どうでしょうか?
こう暑くては空を見上げる余裕もありませんし、日傘からなるべくはみ出さないように歩くので精一杯で、太陽の光すら浴びたくないというのが本音です。
そして「処暑」とは。
夏の暑さに陰りが見えはじめる頃で、朝夕には涼しい風が吹き次第に秋の気配が増してくる頃だそうなのです!夕方には赤とんぼが飛び回るとか。
えーっ!?って感じですね。
ここ最近、朝晩もあまり気温が下がらずに寝苦しい夜が続いていますのでまったく実感がありません。
元々二十四節気は中国の黄河地方の暦なので日本とは若干ずれも出てくるのだそうですが、それにしてもそのずれが年々ひどくなっているのは気のせいではないと思います。
この暦が、最新の天文学の知識による改良を加えて日本に導入されたのは1844年のことだそうです。
1844年といえば江戸時代末期くらいでしょうか。随分古くから用いられているのですね。
半月ごとに区切られ気候の変化に細かく対応できるために農業の目安として重宝がられたそうです。
だから日本の文化にも浸透して、当たり前のように手紙の時候の挨拶や季語に使われているのですね。
因みに処暑の次は「白露」。9月7日頃だそうです。