愛知県北名古屋市の心療内科
西春メンタルクリニック
名鉄西春駅より徒歩1分
(中日信用金庫西春支店前)

お気軽にお問い合わせ下さい。電話番号0568-21-5568 初診の方はネット予約もできます ※当クリニックは労災指定医療機関ではありませんのでご注意ください

uO

8月 24 2013

暑さがやわらぐ「処暑」?

残暑お見舞い申し上げます。
節分を基準に1年を24等分して15日ごとに分けた「二十四節気」によると、8月23日から15日間を「処暑」と呼ぶとのこと。
昨日のニュースなど天気予報のコーナーではだいたいこの話題をしていました。
「処暑」の前、8月7日頃から22日までは「立秋」と言われ、いよいよ「秋」を意識する時期。暑さはこの辺りが最高潮となり、この日を境に「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わります。
まだまだ暑い毎日が続きますが、空を見上げると夏の入道雲ではなく、秋の“巻雲”が見え始め、「空が高くなってきた」と感じる頃だそうですが・・・。
どうでしょうか?
こう暑くては空を見上げる余裕もありませんし、日傘からなるべくはみ出さないように歩くので精一杯で、太陽の光すら浴びたくないというのが本音です。
そして「処暑」とは。
夏の暑さに陰りが見えはじめる頃で、朝夕には涼しい風が吹き次第に秋の気配が増してくる頃だそうなのです!夕方には赤とんぼが飛び回るとか。
えーっ!?って感じですね。
ここ最近、朝晩もあまり気温が下がらずに寝苦しい夜が続いていますのでまったく実感がありません。
元々二十四節気は中国の黄河地方の暦なので日本とは若干ずれも出てくるのだそうですが、それにしてもそのずれが年々ひどくなっているのは気のせいではないと思います。
この暦が、最新の天文学の知識による改良を加えて日本に導入されたのは1844年のことだそうです。
1844年といえば江戸時代末期くらいでしょうか。随分古くから用いられているのですね。
半月ごとに区切られ気候の変化に細かく対応できるために農業の目安として重宝がられたそうです。
だから日本の文化にも浸透して、当たり前のように手紙の時候の挨拶や季語に使われているのですね。
因みに処暑の次は「白露」。9月7日頃だそうです。

PCサイトはこちら
スマホサイトはこちら