愛知県北名古屋市の心療内科
西春メンタルクリニック
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ブログ

7月 22 2019

講演会に参加しました

院長の講演会参加についてのご報告です

① 愛知精神神経科診療所協会学術講演会
令和元年7月6日 定例会と学術講演会に参加しました。
講演は発達障害児への漢方治療についてでした。
これまで子供の癲癇に対して甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)はよく使われていましたが、年長の人に対して四物湯(シモントウ)を長期に使用したところ効果がみられたとの話がありました。

② 発達障害とてんかんを考える会
令和元年7月12日に参加しました。
後半の杉山登志郎先生(浜松医科大学 児童青年期精神医学講座 客員教授)の講演では
「IQの中央値が右にずれ知的障害が減少している。発達障害は固定的なものではなく『教育が治療の中心』である。これからは愛着障害が注目される」
等の話がありました。

4月 18 2019

東海臨床精神薬理懇話会に出席しました

去る4月13日、東海臨床精神薬理懇話会に行ってきました。

睡眠の役割については未だ不明な点が多いのですが、
それでも最近では
・レム睡眠中に必要な記憶を選び
・ノンレム睡眠中に不要な記憶を消去して、必要な記憶にタグ付け・固定をする
等の色々なことがわかってきたそうです。

等々の話がありました。

11月 21 2018

「不眠と漢方」の講演に行ってきました

去る11月17日
「不眠と漢方 『不眠症に対して漢方ができること~睡眠障害研究からの考察~』」の講演に行ってきました。
講演の大半は統合失調症の治療
 ①ある種の抗菌薬が脳内のミクログリアの活性を抑えて症状を改善する。
 ②白血病の治療(骨髄移植)をしたら統合失調症が根治した。
という話でした。
漢方による不眠治療には酸棗仁湯(さんそうにんとう)が話題に出されました。
※酸棗仁とは?
サネブトナツメの種子を乾燥したもの
ナツメは薬用にもされ、種子は酸棗仁(さんそうにん)とよばれ脂肪油,トリテルペノイド,サポニンを含む。

5月 30 2018

新しいADHDの治療薬についてのフォーラムに出席しました

そろそろ湿度が高くなり、蒸し暑かったり肌寒かったり、体調の管理も難しい季節になってきました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、院長が去る5月19日に「ADHD治療フォーラム」に参加しましたのでご報告いたします。
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ADHDの新しい治療薬の一周年記念の講演会に行ってきました。
これまでの治療薬に比べ”衝動””興奮”に奏効したものになっているそうです。
現在は、6歳から17歳までにしか適応がありませんが、将来、18歳以上にも適応が広がると良いと思いました。
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2月 15 2017

愛知県精神科学術講演会参加報告

去る2月9日(木)に自閉症スペクトラムの薬物療法の講演に行ってきました。
◎◎◎
<愛知県精神科学術講演会 特別講演Ⅱ>
座長:名古屋大学大学院医学系研究科 精神医学・親と子どもの心療学分野
   教授 尾崎 紀夫 先生
「自閉スペクトラム症中核症状に対する新たな治療薬の開発
    ~オキシトシンとマルチモダリティ脳画像解析の応用~」
   国立大学法人 浜松医科大学 精神医学講座
   教授 山末 英典 先生
◎◎◎
現在、オキシトシンが新たな自閉症スペクトラムの治療薬として研究されており、コミュニケーションの改善に効果があるとのことで期待されています。
ただ、スポットで使うには効果的なのですが、持続的に使用すると効果が薄れるのと、ジェンダーの混乱が起こるかもしれないとのことで、実際の臨床に使用するにはもう少し時間がかかりそうとのことでした。

12月 05 2016

講演会・セミナー参加報告

いよいよ12月、2016年の最終月となりました。
”師走”の意味は師(お坊さん、教師など諸説有)が忙しく走り回る、というものの他に、”四、果つ”すなわち”四つの季節の最後”を意味するという説もあるようです。
そしてそんな季節にふさわしく(?)11月の終わりから12月にかけてはとても忙しい一週間で、3つの講演会・セミナーに参加しましたので、その報告をしたいと思います。

まず、11月30日は村上靖彦先生(中メンタルクリニック顧問)の講演で『統合失調症の長期経過をまとめる中で考えたこと』というテーマでした。
統合失調症の精神病理(精神疾患の人の心理学)で、来ていた皆さんが「学生以来で懐かしい(内容だ)」と話して見えました。
診察においては病理学の視点も必要だと感じました。

12月4日は稲本善人先生(山口県 稲本内科医院院長)の漢方セミナーに参加しました。
精神疾患を中心とした漢方の用い方を3時間近く、熱く話されていました。
これからの診療に役立てていきたいと思います。

そして12月5日は精神保健指定医の更新のための研修があり、東京まで行ってきました。
2講目は演者が急用とのことで資料を見ての自習、というハプニングもありましたが、朝9時から夕方5時半までの7時間半のたっぷりの内容でした。

9月 12 2016

セミナー・研修会に出席しました

9月に入って朝晩は涼しくなってきましたが、今週からは秋雨前線の影響も出てきてまだまだ不安定な天候が続きそうです。
しかし日中は蒸し暑く30度を超える毎日、ということで夏なのか秋なのか迷ってしまう今日この頃。
夏のように冷たいものをたくさん摂ったり、冷たいクーラーにあたり続けることは体調不良の原因にもなります。
身体を冷やさずに温めることと、無理をしないで休養をなるべく取る、ということを心掛けて生活したいものですね。

さて、去る9月3日と9月4日は院長がセミナー・研修会に出席しましたのでご報告いたします。
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9月3日
「陽証の胃腸疾患と漢方療法」
 稲本義人先生(山口県 稲本内科医院 院長)の漢方セミナーです。
 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)と五苓散(ごれいさん)を中心とした内容でした。

9月4日
「発達障害支援医学研修」
 発達障害の研修で、講師は𠮷川徹先生(愛知県心身障害者コロニー中央病院 児童精神科医長)でした。
 2回シリーズの1回目で、主に子供に関する講演でしたが大人にも応用できそうでした。

8月 29 2016

講演会に出席しました

処暑(二十四節気で”暑さが峠を越えて後退し始めるころ”)も過ぎて暦の上では秋だというのにまだまだ連日蒸し暑い日が続いています。
熱中症に気を付けてこまめに水分補給をし、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。
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先日(8月25日)北山 修先生の講演会に出席してきました。
『幼い頃の人間関係をその後も別の人と、まるで劇のように繰り返す』というお話でした。

4月 27 2015

講演会に出席しました

平成27年4月25日に院長が「愛知精神科フォーラム」に出席しました。
その内容を少しお伝えします。
◆◆◆
特別講演:新世代の認知行動療法~慢性化したうつと不安をブレークスルーするための臨床的技法~」
演   者:早稲田大学人間科学学術院 教授 熊野宏昭 先生
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例えば広場恐怖で電車に乗れない人は電車=怖い所という間違えた結びつきができています。
それを自覚し訂正してまず実行に移してみましょう。
という内容でした。

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