2月 15 2017
愛知県精神科学術講演会参加報告
去る2月9日(木)に自閉症スペクトラムの薬物療法の講演に行ってきました。
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<愛知県精神科学術講演会 特別講演Ⅱ>
座長:名古屋大学大学院医学系研究科 精神医学・親と子どもの心療学分野
教授 尾崎 紀夫 先生
「自閉スペクトラム症中核症状に対する新たな治療薬の開発
~オキシトシンとマルチモダリティ脳画像解析の応用~」
国立大学法人 浜松医科大学 精神医学講座
教授 山末 英典 先生
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現在、オキシトシンが新たな自閉症スペクトラムの治療薬として研究されており、コミュニケーションの改善に効果があるとのことで期待されています。
ただ、スポットで使うには効果的なのですが、持続的に使用すると効果が薄れるのと、ジェンダーの混乱が起こるかもしれないとのことで、実際の臨床に使用するにはもう少し時間がかかりそうとのことでした。