10月 21 2013
北名古屋市見どころ探訪(からくり人形+α Part2/平田寺の黒龍さま)
みなさんこんにちは。
どんどんタイトルが長くなっていきます。
今日は前回の続きで、平田寺の黒池龍神さまのお話です。
「文化の森にしはる物語の広場」のトンネル内コンクリートレリーフには北名古屋市の平田寺に伝わる黒池龍神伝説が描かれており、からくり人形と同じく夢堂由里子さんの作品です。
その伝説とは・・・。
『寛永3年(1626年)の夏。日照りに困り果てた九之坪村の村人たちから雨乞いをしてほしいと頼まれた平田寺の快厳儀雲大和尚は、龍神が棲むという隣村・高田寺の黒池に出向きました。祷をして池に経文やお血脈を投げ入れて祈ったところ、7日目になって白髪の老人に姿を変えた龍神が現れました。和尚の説法に真の悟りを開いた龍神は三日三晩雨を降らせ続けたということです。和尚は、この龍神を鎮守として後世まで奉ることを約束し平田寺境内に祠を築きました。』(快厳和尚直筆「黒池龍神謡曲」より)
龍には、黒龍、白龍、青龍、紅龍の4種があり、中でも最も位が高く力があると言われるのが黒龍で、この平田寺の龍神池に祀られている龍神は「黒龍さま」と呼ばれて地域の人たちの守り神となっているそうです。

トンネル入り口(運動場からみて右側)の龍神さま

雨が降らない。困った困ったと言っている村人たち?または空を駆ける龍神を見上げているところ?

快厳和尚さま

トンネルの壁一面に描かれています。
レリーフには龍の背中に女の子が乗っている絵が描かれています。
平田寺の境内にある説明書きやインターネット情報では女の子のことはちょっとわかりませんでしたが、トンネル内に貼ってある『「黒池龍神」の雨乞い伝説』には、老人に姿を変えた龍が池から出てくる前に娘が出てきた、と書いてあります。何者なのでしょうか?

お姫さまみたいな娘さん

老翁かな?

(右)せっかくのレリーフですから大切に(左)黒池龍神さまの雨乞い伝説説明
この伝説の舞台である平田寺は、1564年に平田城主だった平田和泉守が開基したと伝えられており、ご本尊は木造五却思惟阿弥陀如来坐像で、円空仏を3体所有しています。
このご本尊は愛知県指定有形文化財であり、他にも『絹本著色釈迦三尊像並びに羅漢図(高麗時代)』が県の指定を受けています。また、先に記した快厳和尚直筆の『黒池龍神謡曲』は、北名古屋市指定有形文化財であり、『黒印状付通函』及び3体の円空仏『木造薬師像』『木造天神像』『木造観音像』も市の指定有形文化財です。

平田寺正門

境内の龍神の祠

由緒あるお寺です。

正門の横に立っています。
名鉄犬山線を建設するときに、このお寺に線路がかかりそうになりました。
その時、線路の方をよけて敷いたのだそうです。

大きくカーブを描いています。


