愛知県北名古屋市の心療内科
西春メンタルクリニック
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12月 12 2013

173.0m(イナザワ)のSOLAÉ(ソラエ)

SOLAÉ(ソラエ)とは三菱電機株式会社稲沢製作所(以下、稲沢製作所)にあるエレベーターの光速技術を開発するための試験塔で、ここ西春からでもよく見えます。
高さは173.0m。イナザワのごろ合わせになっています。これは42階建てのビルに相当し、『空へ向かってそびえる姿と限りない品質追求の思いを込め』てこの名前がつけられたのだそうです。
先月の27日、ある方のご厚意でSOLAÉ(ソラエ)の見学をさせていただけることになり、当クリニック院長以下総勢10名が行ってきました。
稲沢製作所は色々な製品を生産していますが、エレベーターとエスカレーターの専門工場でもあります。
まずはSOLAÉ(ソラエ)に隣接するショールームで工場の概要、エレベーターなどの仕組みや歴史を説明していただき、体感させていただきました。

エレベーター1号機の階数パネル。左はじゃばら風の扉。

エレベーター1号機の階数パネル。左はじゃばら風の扉。

揺れを最小限に抑える装置を体感させていただきました。

揺れを最小限に抑える装置を体感させていただきました。

世界のエレベーターパネル(ボタン)のデザインなど

世界のエレベーターパネル(ボタン)のデザインなど

エスカレーターの仕組みが分かるようにスケルトンになっています。

エスカレーターの仕組みが分かるようにスケルトンになっています。

スリムに高性能に改良を重ねたエレベーターは乗り心地抜群で、技術者の方々の努力が偲ばれました。
最新のものは、音声認識(タッチレス)で行きたい階を指示できたりします。
両手に荷物を持っている時などに便利だなーと思いました。すごく上手に沢山の荷物を持ってしまって下に置いたら二度と同じようには持てない、という時・・・ありますよね?
また、珍しいスパイラルエスカレーター(螺旋階段風になっています)にも試乗させていただきました(これは別の棟の展示でした)が、ゆるやかなカーブを描きつつ動くのはちょっと不思議な感覚でした。

珍しいスパイラルエスカレーター

珍しいスパイラルエスカレーター

強いて言えば“動く歩道”に初めて乗った時の落ち着かないけど面白い感じ、に似ていたように思います(余計わかりにくいですね、すみません)。
さて、そんなこんなを経て、いよいよSOLAÉ(ソラエ)に試乗です。
極限まで振動が抑えられるように開発されたそれは、立てた10円硬貨を倒さずに最上階まで運ぶことができるほどとのことで、実際にやってみせていただいたのですが、間違いありませんでした。
到着階は展望室になっていて、鈴鹿山脈や東山公園のタワーなど遠くまで見渡せました。若干ガスが掛っていて職員さんの話では1月・2月の方がもっと空気が澄んでいてよく見える日が多いとのこと。でも充分よく見えました。

展望室からの眺め。視界を遮るものは何もありません

展望室からの眺め。視界を遮るものは何もありません

遠くに霞むのは・・・

遠くに霞むのは・・・

展望室より3

見学の最後にはお土産もいただき、充実した時間を過ごさせていただきました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。

SOLAÉ(ソラエ)を象った箱に入った飴ちゃん。

SOLAÉ(ソラエ)を象った箱に入った飴ちゃん。

ケースから出したところ。これは全長21.2cm

ケースから出したところ。これは全長21.2cm

更にふた(?)を取ったところ。左の塔の中に飴ちゃんが10個入っていて、窓から取り出せるようになっています。

更にふた(?)を取ったところ。左の塔の中に飴ちゃんが10個入っていて、窓から取り出せるようになっています。

11月25日の中日新聞に『稲沢製作所では2014年末に完成予定の中国・上海市の超高層ビル向けに受注した世界最高速エレベーターの製作を進めている』ところだと載っていました。地上632mのビルでエレベーターは『地下2階から地上119階を分速1080m(55秒)』で動く(←っていうか駆け抜ける?)そうです。一般的なエレベーターの速さの10倍とのこと。
そして尚且つ10円玉は倒れない、と。
すごい!としか言いようがありません。
現在の世界最速記録は他社の「分速1010m」なのだそうですが、来年末には再び世界最速を奪還する予定なのだそうです。
是非、乗ってみたいと思いますが、上海じゃちょっと難しいですねぇ。

世界のこんなすごいところにエレベーターを納入しています。

世界のこんなすごいところにエレベーターを納入しています。

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